にっきい

銀河英雄伝説 わが征くは星の大海 4Kリマスターのにっきいのレビュー・感想・評価

3.1
絵柄が古臭くて女性も男性も不細工に見える。

SF大好きなのに当時は原作にもアニメにも劇場版にも何故か興味の無かった作品。
4Kリマスター版が公開されたので観てきました。

惑星レグニッツア上空の闘いと第4次ティアマト会戦の話し。
原作の再アニメ化『Die Neue These』は劇場版の2期から観てるのでどうしても比べてしまいますが、40年近く前のアニメなので今のアニメに比べると色々と物足りない。
特に艦隊戦の迫力不足なのが残念。
まあCGの無かった時代に全て手描きで、何万隻もの大艦隊同士の闘いを描いているんだから凄い事なんだけど。
宇宙歴795年/帝国歴486年、"エル・ファシスの英雄"ヤン・ウェンリー准将はイゼルローン要塞攻撃の為、惑星レグニッツアにいたのだが、門閥貴族たちから"金髪の孺子"と蔑称で呼ばれるミューゼル大将(後のラインハルト・フォン・ローゼングラム)が攻めて来て…、って話し。
まだヤン・ウェンリーが"魔術師ヤン"と、ラインハルトが"常勝の天才"と呼ばれる前、お互いが存在すら知らなかった頃の話しなんですが、"帝国の双璧"ミッターマイヤーとロイエンタールは出てくるし、なによりキルヒアイスがまだ存命なのが嬉しい。
お互い名前も知らないヤンとラインハルトの相手の出方の読み合いが面白かった。
ある意味お互いを信頼してるような天才同士の戦略なので、まるで将棋のように何十、何百もの先を読んで勝敗が決した時点で手を引く潔さ。
クライマックスの第4次ティアマト会戦とはイゼルローン要塞攻防の前哨戦。
ヤンが活躍する前の話しなので要塞はまだ帝国側のもの。
この闘いでヤンもラインハルトも味方に認められるようになり、お互いの名前を知る事になる。
銀河最高の頭脳を持った2人の軍師が出会った重要な闘いでした。

実はこの日急に予定を変えて、この前に観た映画の終映が17:10で今作の上映が17:10〜。
0分の幕間に地下鉄で3駅移動しなくてはいけなくなったんです。
17:13の地下鉄に乗れれば17:19に着くのでギリ予告の間に付けると思ってたら…、前の映画が終わったのが17:12?当然17:13の電車には間に合わず、17:21に乗る事に。
結局冒頭数分見逃しました。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年1月1日
鑑賞回:17:10〜18:20
劇場名:MOVIX京都
座席情報:シアター⑥ O-8
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:60分
備考:リピーター割引
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