ポケ文太郎

蛇の穴のポケ文太郎のレビュー・感想・評価

蛇の穴(1948年製作の映画)
4.0
精神を病んだ女性が入院した当時の精神病院をリアルに描写した作品
主演オリヴィア・デ・ハヴィランド

メアリー・ジェーン・ウォードの自伝的小説が原作!
という事で精神病院での描写は現実に近いのでは、と想像されます
昔の治療法でよく噂に聞く電気ショック療法、水風呂に入れる冷却療法などの描写があり、結構本当に怖い!

主人公は過去のトラウマと向き合い徐々に回復していくのですが…
過去の自分、症状が悪化している時の自分、正常な時の自分、オリヴィア・デ・ハヴィランドが見事に演じ分けていています
殆ど主人公の目線で話が進行していくので、どっぷりハマるとずっと緊張しっぱなしで大変疲れました

ジャケは怖いのですがラストは爽やかぁな気持ちになれる良作でございます
ポケ文太郎

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