2024年 アメリカ🇺🇸イギリス🇬🇧
第96回アカデミー賞７部門を受賞、クリストファー・ノーランにとっては意外にも初の監督賞＆作品賞
IMAX撮影にこだわる監督なので「劇場で観なければ！」と思い３時間の長尺ですが頑張って仕事終わりに鑑賞しました
世界初の原子爆弾を開発した「原爆の父」として知られる理論物理学者ロバート・オッペンハイマーを描いた作品
毎度、時系列があっちこっちするノーラン監督作品ですが、今回は「モノクロパート」と「カラーパート」があって、カラーがオッペンハイマー視点で、モノクロは政治家ストローズ視点で描かれている丁寧さ
とはいえ前半は会話劇のごとくセリフ量が多くしかも難しい話で、登場人物の多さも加わって、ストーリーに着いていくので精一杯
ちゃんと下調べはしたつもりだったんですけどね
やはり映画としてのみどころはトリニティ実験になるでしょう
日本人としてはこの実験から実際広島と長崎に使用されるまでの経緯をどのように描くのか見てかねば！
他の方々のレビューを見ると「広島・長崎について軽くしか触れていない」とのご意見が多いようですが、自分にはこれでも西側諸国代表としてしっかり描いた方にみえました
ドイツが降伏していなかったら、もしドイツに核を使用することになったら、もう少し慎重な意見が出ていたと思いますよ
「原爆投下によって日本は降伏した」説は”大間違い”で、やはり極東の小さい島国は”原爆の実験場”にされたんですよね
３時間は「長い！」と思いましが、まだまだ描ききれていない感もあり
分からなかった個所を調べなおして再鑑賞したい気がするも、やはり長尺に躊躇するな～（笑）
本作は、原爆投下の当事国アメリカで大ヒット！
これを見ても「日本への原爆投下は正当」だと信じている人多し💦
バーベンハイマー”Barbenheimer”なんて言って盛り上がる国だもんね💦
