アマプラ。
ルパンのコラボ企画は以前「VS名探偵コナン」があったが、デザインテイストの全く違う両作のキャラクターを無理やり共演させた結果、妙に気持ち悪くなってしまっていた。
対して本作は、お互いに寄せることでバランスを取ってるが、技法がCGなのも相まって、どっち側から見ても、ビミョーなパチモン感が漂う。
なるほど、人気キャラクターの異種コラボは難しい。
VSというくらいだから、美女3人に鼻の下伸ばしたルパンが出しぬかれたりするのを予想してたが、思いの外ハード路線で、ベテラン泥棒のルパンが、まだまだ未熟なキャッツ・アイのメンターとなるような構図。
ナチスの陰謀が絡んだりするのも、どっちらかと言えばルパン系の話。
まあまあ楽しめるが、やっぱりもうちょっとユーモアの要素があってもよかったんじゃないかな。
銭形と内海がコミックリリーフ的役割だけど、あんまり存在感のないポジションだし。
ルパンはともかく、キャッツ・アイのファンからは不満持たれそう。
口元隠すマスクも、あれ意味ないだろうw
