ラップには疎くて、けれどちょっと興味もあって、勉強のつもりで観てみた。
ラップバトル、ボクシング?のリング上でやってるのが面白い。
この映画でのラップバトルはビートもなし、完全に言葉のみの闘い。
8小節づつでやり合うとかのルールも無しか? こういうのもあるんだな。
ギャングスタ・ラップの世界では実際に銃口向けられることもある(らしい)。
過激なことを歌えばそれが直接の暴力として身に降りかかってくるんだな。こういうのは、日本ではわからない感覚だ。
英語わかんないし、主人公リル・ロウのラップがどれだけイケてるのかイケてないのかもわからない。そこは悲しいところ。
ただ、「私はコンクリートに咲くバラ」という言葉は刺さった。
まぁストーリーは典型的だし、ラストのバトルもいまいち盛り上がりに欠けるけど、今のアメリカのラッパーのファッションや文化を知るという意味では観る価値はあった。
毎日一レビューチャレンジ 081