Winny事件、あったよねぇ( ﾟДﾟ)
Winny使って違法アップロードした人が何人か捕まって、そしてWinny開発者が捕まったこと覚えてる。けど、その後どうなったかは覚えてない... まぁ世間なんて、そんなもんです(。-∀-)
あの頃。Winny入れるな危険、て言われてて、結局自分はインストールしなかったな。だってWinny入れたばっかりに自分のパソコンのHDに入れてあった個人情報全世界にばら撒くことになって、手痛い傷負った市井の人、いっぱい見たもん...
開発者、金子勇氏には悪用する（させる）気は欠片もなかったことはわかる。けどね、悪用するヤツは必ず現れるから。
どんなことにも功罪はついてくるから。
（ただ眼の前にあった山を登っただけ...）
技術者ってそうでしょう。画期的なアイディア思いついたら、やってみなきゃ気が済まない、そんなものでしょう。
それ、原爆作ったオッペンハイマーだって同じでしょ？
だから、自分はこの映画の金子氏、金子氏の弁護団を善、「違法アップロードやりたい放題どげんかせんといけん！」と立ち上がった警察側を悪として描く単純さには素直に共感はできないんだよね。
東出昌大のキャラ作りアッパレ！
この作品の一番の感想はそれです。
キレもの弁護士役吹越満が不当な取り調べをした刑事役渡辺いっけいを法廷で見事にやり込めるシーンはスカッとしたよ。
けど、結局どっちの側から描くかってことなんだよね。そこは複雑。
最後に流れる実際の金子勇氏のインタビュー映像、刺さった。
超天才プログラマーの貴重な数年間を奪ってしまったことは確かに過ちだとは思う。
YouTube、Facebook、Twitter（X)、金子勇氏が先にそれらを作ってた可能性あるわけでしょ？
たられば語るは愚か者の戯言...わかってるよ。
けど、すごく複雑な気持ちにさせられました、この映画。
毎日一レビューチャレンジ 086
