hiroki

トワイライト〜初恋〜のhirokiのネタバレレビュー・内容・結末

トワイライト〜初恋〜(2008年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

母親の再婚相手の仕事の関係で、離婚した父の元へ引っ越すことになったベラ。そこで偶然出会ったのは、吸血鬼一族のエドワードだった。人間と吸血鬼が恋に落ち、離れるべきなのに惹かれあってしまう、苦しくも美しいラブストーリー。

作品全体を通して青白い印象が残った。基本的に映像が薄暗いし、人の顔の色も具合が悪いのかと思うほど真っ白で、少し気味が悪かった。それは吸血鬼っぽさを表現するためだったのだろうけど、普通の人間の顔も吸血鬼と大差ない青白さに感じた。見ていくうちに慣れてきて、そこまで気にならなくなったが、映像的にはあまり好きではなかった。

ストーリー的には、前半部分は少し退屈だったが、後半で他の吸血鬼グループと戦いが始まってからは、かなり楽しめた。「ヒロインが悪い奴に捕まって、それを助けにいく主人公」という展開はベタではあるが、1番分かりやすくて人の心をときめかせると思う。

そして、特筆すべきはヒロイン役を演じたクリステン・スチュアートの可愛さだ。ヒロインが彼女だったことで、この映画の評価がだいぶ上がったことは否めない。エドワードとのキスシーンには色気が溢れていて、文句のつけようがないくらい美しかった。

この作品で何か深く考えさせられることはなかったが、気楽に楽しめる恋愛映画だった。
hiroki

hiroki