ずっと寂しさが背後に感じる映画だった。長回しや意味あり気な雰囲気の映像が多く、個性的な撮り方や面白い画は沢山あった。
のんびり見れる人にはちょうど良いんだろうけど、私には全部が少し長すぎるように感じちゃってちょっと匂わせる意味ありげなシーンもわざとらしく見えちゃったりして特に前半は長く感じてしまった。
好きだったシーンは海の上のボートでなんでも話していいんだよと娘に話しているところ。そこから終わるまでずっと良くて浸っていました。予告のこのシーンはこんな場面だったんだ〜とか。
現在のソフィにはあの時のストロボの闇の中のお父さんが見えるんだね。お父さんがあの扉の奥に帰っていくシーンは悲しかった。
