平日夕飯後に丸腰で観るような映画じゃなかった。体調を整え、映画館で集中力を持って観るべき映画。
個性的で監督の思考を推測しながら観る映画は久しぶり。
11歳の当時と、謎のストロボタイムと、現在を行…
11歳娘と30歳父、トルコのリゾート地で過ごす一夏のバカンス。実際のトルコの気候とは関係なく、ただただ作品全体から漂ってくる湿度がすごい。セリフもシーンも何度も反芻して、自分なりに解釈したつもりだけ…
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11歳のソフィと31歳の父が
トルコのリゾートで過ごした数日間を
父親と同じ歳になったソフィ
その当時のビデオを見て振り返る記録と記憶の映画。
ビデオテープ映像と35ミリフィルムで
撮った本編の…
とても深く生々しい、それでいて包み込むように優しい映画だと感じた。その人の置かれている環境や経験で映画は見方が変わるがこの映画はもっと変わる。余白や空白があることで想像するし答えもない。だけどそれで…
>>続きを読む子供の頃たぶん無意識的に記憶から消していた、親/大人の弱さに、自分が大人/親になってから気付くというか、あれはそうだったんだと認識が変わる、切なさ、この映画ではビデオテープを見返すことでそれを表現し…
>>続きを読む父と娘の最後の旅。大人に近づいてはいるが人生の影をまだ正確に捉えきれない娘の感情の描き方が素晴らしい。曖昧や文脈の繋がらないカットが多くあるが、人生とはそのようなものであり、時間芸術として理想的と言…
>>続きを読む© Turkish Riviera Run Club Limited, British Broadcasting Corporation, The British Film Institute & Tango 2022