離れて暮らす父と娘のリゾート地でのひと夏を描いた映画 ふたりの背景はほとんど説明されず、会話も多いわけじゃない それでもふたりの仲の良さや楽しげな様子や不安定さが伝わってくる 視線や笑顔ひとつに愛がある エンドロールでじんわりと本編の良さが染み入り思わず涙が出た…
とても良い映画だった…旅行当時31歳の父親と同じ歳になった主人公のソフィがその時撮ったビデオを観ながら懐かしい記憶を思い出す…という形なんだけど 本当に説明が少なく 詳細はわからない だからこそこちらの想像する余地がある 観終わったあと色々語れて良かった…最後、余韻に浸れる作品
あと撮り方が凄く良かった…主人公(11歳)視点で電話する父親が映されてる時、下からのアングルで肩越しに目元だけ見えてて、その目が柔らかく細まり目尻に皺ができて笑ってるのがわかったり
付いてないブラウン管テレビの暗い画面ににベッドに並んで座る親子の姿が映し出されていたりする
