柄本佑さんの初監督作品
舞台挨拶登壇：柄本佑監督、加藤浩一さん(劇作家・演出家／本作脚本)
本作の脚本を手がけたのが劇作家の加藤浩一さんのためか、3作品とも舞台のような台詞まわし。
構図やカット、音楽の使い方は効果的ながら、ややあざとさを感じる演出。
ホン・サンス監督のようなズームや、アキ・カウリスマキ監督のような間があったり、意識的ではないかもしれないけど、そんな印象だった。
『ムーンライト下落合』
助監督として三宅唱監督が参加
加瀬亮さん、宇野祥平さん出演
夜明け前の暗がりでのやりとりが続き、最後の月あかりがスポットライトとして強く印象に残る。
2人でむきになってテレビをつけようとするシーンがおもしろかった。
『約束』
弟の柄本時生さん、渋川清彦さんが出演
意図的な構図が印象的。
『フランスにいる』
16年来(？)の長い付き合いである高良健吾さんの素に近いキャラクターを演じてもらいたいと思っていて、本作の登場人物がはまり役だったとのこと。
本作の脚本を手がけた加藤一浩さんが、なかなか描けない画家として出演。
