focenokanom0928さんの映画レビュー・感想・評価

focenokanom0928

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悪い子バビー/アブノーマル(1994年製作の映画)

3.6

バビーが出会う人々との展開が速い。
イエジー・スコリモフスキ監督『EO』のロバ並みに流れ流れて(バルタザールよりはEOに近い感覚)、辿り着いたらいつの間にか普通の生活が送れるようになっていた…って、3
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ブルータリスト(2024年製作の映画)

3.7

伝記風のフィクション作品。
主人公の建築家としてのすごはさは伝わらず、どちらかというと主人公と周囲の人間関係を描いている。

Away(2019年製作の映画)

3.5

可もなく不可もなく。
何も考えずに見られるという点ではよかった。

映像はきれいだけど特出してきれいというわけではなく、ゲームで見かけるような雰囲気。

監督が25歳のときに3年半かけてすべて1人でつ
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ドールハウス(2025年製作の映画)

3.7

矢口史靖監督オリジナル脚本のエンタメホラー。
怖いにはこわいけど、なんか軽い感じ。
後半に向けてジワジワくるような恐怖心は煽られなかった。

虐殺器官(2015年製作の映画)

3.4

序盤からついていけず、原作読まないとわからいだろうことが多々ある気がした。

国宝(2025年製作の映画)

3.8

喜久雄と俊介2人の描き方が少々薄く感じられたけど、主演の2人が魅力的だから成立している作品。

タンジェリン(2015年製作の映画)

3.6

滅茶苦茶だけど憎めない。
『フロリダ・プロジェクト』、『アノーラ』のショーン・ベイカー監督作品。

さよなら ほやマン(2023年製作の映画)

3.9

アットホームコメディ系かと思いきや、けっこう重いテーマ。
個々のキャラクターが立っている。
ストーリー、演出も良かった。
シゲル役の黒崎煌代さんは大九監督作品『この空が〜』の山根役の人か。良い俳優さん
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.0

中途半端な『キングスマン』という印象。
主役のキャラ設定もあまり魅力的には感じず。

フローラとマックス(2023年製作の映画)

3.7

ジョン・カーニー監督らしい作品。
概ね良かったけど、貧しいのにApple製品使ってるのは気になった。
配給がApple TV+だからそこはスルーすべきなのだろうけど。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.8

実話もとにしたフィクション。
とにかく気分がわるくなる内容。
そこまでして手に入れたいものなのか。

化け猫あんずちゃん(2024年製作の映画)

3.7

一見ハートフルそうだけど、違った。
あんずちゃんで諸々の気になることが相殺されてきるけど、とにかくかりんちゃんの言葉使いが悪すぎる。
なんでお母さんが地獄で働いているのかは父親の素行からして想像できな
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ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング(2025年製作の映画)

3.7

編集が雑で見づらかった。

黒人女性がアメリカ大統領だったり、軍人女性の活躍が多く感じた。
今までが男性メインだっただけかもしれないが、女性の登場人物が多めに起用されているのは意図的なのだろうな。
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夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

3.8

ホン・サンス監督作品が肌にあわないと距離を置いていたけれど、わりときらいじゃないというか、なかなか良かった。
何も起こっていないようで起こっているし、夢から目が覚めたら、大したことではなかったと気づく
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キングダム 大将軍の帰還(2024年製作の映画)

3.8

王騎将軍が我を追うなと言うけれど、この喪失感をどうしてくれようか。

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.8

大沢たかお(王騎)のもとで修行を積み、戦(いくさ)を学んだ信は成長し、徐々に頭角を表しつつある。
相変わらず豪華な俳優陣が強烈な個性を放つのに、やっぱり大沢たかおに持っていかれる。
大沢たかおと要潤の
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.7

なかなか登場しない大沢たかお。
そもそも主役は信役の山崎賢人だから、当たり前といえばそうなのだけど。
新たな登場人物も出てきて、個性的が光る。
だけどやっぱり大沢たかおが出てくるとその場の雰囲気を大沢
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キングダム(2019年製作の映画)

3.8

普段はすすんで観ないような作品だけど、大沢たかお祭りに感化されて鑑賞。
途中、吉沢亮と長澤まさみの美しさに目を見張るものがあったけれど、冒頭もラストも大沢たかおに持っていかれた。
大沢たかおの演技を見
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サンダーボルツ*(2025年製作の映画)

3.6

MARVELシリーズ、スピンオフなどが落ち着いて久しぶりだからか高評価な気がするけど、普通におもしろいかな…程度。
派手な映像だけで魅せるというよりは、本作は会話がおもしろかったように思う。

山逢いのホテルで(2023年製作の映画)

3.7

あまり得意ではなかったけど映像としてはよかったと思う。
寂しく哀しい。

今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は(2025年製作の映画)

4.0

大工監督の一筋縄ではいかない演出が好み。
沖田監督っぽかったり、ホン・サンス監督っぽかったり、様々な手法を凝らしていた。

主人公の友だちの山根がいい味出していたけど、そもそも主演の2人も、他の俳優陣
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蛍火の杜へ(2011年製作の映画)

3.4

説明語りが多い。
単調なストーリー展開だった。

アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師(2024年製作の映画)

3.8

展開は想像できたけど良作。
ド派手な某配信ドラマと公開時期が近かったからなのか、あまり話題に上がらず。タイミングが惜しかった。

ラストマイル(2024年製作の映画)

3.5

口コミがよくて期待値を上げてしまっていた。
ごく普通に楽しめたけど突出して良いかと言われるとドラマっぽいかな、という印象。

リンダとイリナ(2023年製作の映画)

3.7

ギヨーム・ブラック監督のドキュメンタリーのようなドキュメンタリーじゃないような、の作風が続いている。
不安定さと、木漏れ日を浴びているような心地よさがある。

動物界(2023年製作の映画)

3.5

動物に例えているけど人間界でもいえること

若者のすべて(1960年製作の映画)

4.0

完全に母親と次男、三男が事態を悪化させている。
次男の善人な部分が全く観客側に伝わってこない。
田舎暮らしの貧しさや、大都会の環境のせいではなく、本人次第ではないだろうか。

長男は一見薄情にも感じる
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ミッキー17(2024年製作の映画)

3.5

なんとなく予想はしていたけれど、ポン・ジュノ監督のSFモノはいまひとつ。
『スノーピアサー』と比較しても良くなった点は感じられなかった。

教皇選挙(2024年製作の映画)

3.8

重厚なテーマからは想像できないくらい、エンタメな作品だった。

ラストは盛りに盛った展開で、そこまで盛らなくても…と感じたものの、本作はこれでいい気がする。

冒頭の説教が総て。

破壊と新たな風。
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白夜(1971年製作の映画)

3.9

35mmフィルム特別上映&トークイベント
角井誠さん(映画研究、早稲田大学文学学術院教授)

ブレッソンのカラー2作品目

前半は紫を画面の中に使用し次のシーンへ繋いでいる、後半は赤

後半のマルタと
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宝島(2018年製作の映画)

3.9

ギヨーム・ブラック監督らしい雰囲気。
ずっと観ていられる心地良さ。

ジャンルはドキュメンタリーとのことだけど、ドキュメンタリーのような、ドキュメンタリーじゃないような。

NIMIC/ニミック(2019年製作の映画)

3.5

ヨルゴス・ランティモス監督作品は、訳が分からなくておもしろい。

『憐れみの3章』に似た雰囲気。

おーい!どんちゃん(2021年製作の映画)

4.0

沖田監督がハンディカムで撮った自主映画

ドキュメンタリー風なのかと思ったら違っていた

ユーモアがあってほのぼのしていて、会話のやり取りもおもしろい

どんちゃん役のお子さんは沖田監督の実際の娘さん
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名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

4.0

ボブ・ディランのことは詳しくないけど、ティモシー・シャラメがとても良かった。

今までの作品とは違った雰囲気の役柄だけど、ボブ・ディランにだいぶ寄せつつ、ティモシー・シャラメであることも観客に印象づけ
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