ディズニーdisりと20世紀FOXへの愛が最高に面白かった。ファンの声を代弁しているかのようだった。
批判の矛先が向きそうなローガン/ウルヴァリンの扱いもまず先手を打ってdisってからしっかりアゲていく。
ちゃんと観客の反応を予想し考えながら次の手を出している気配が感じられるから良かった。
今やディズニーの足枷がある中、どれだけやれるかチャレンジみたいなポジションになりつつあるデッドプール、どうなることかと思ったけど、際どいジョークと悪ふざけは健在で安心した。
この先もデッドプールやるなら何がなんでも作風は保護していただきたいし、彼らから自由を奪わないでいただきたい。
ショーン・レヴィとライアン・レイノルズのカナディアンコンビは良いね。
とはいうものの、ディズニーの足枷はやはり感じる。
単独で行ってほしかったがやっぱり「あっちのユニバース」が侵食して、もう現状ではそれは避けられないと思うので、その中でギリギリのところまで精一杯おふざけをやってくれたショーン&ライアンコンビに拍手。
カメオ出演にも愛を感じたね。
広くあまねくアメコミファンにデッドプールなりのサプライズだった。
たぶん関連作観てない人は復習範囲がかつてないほど広い(というかスパンが長い)