2024年1月27日 刈谷日劇
去年観にいけず、縁がなかったんだ、と諦めようと思ったけどなんかずっと胸に引っかかっていた作品。やっぱり観に行ってよかった。
アントワーヌ役のドゥニ・メノーシュ、初めて見る人だと思っていたらなんと、苦い涙の主役のピーターだったのであまりの違いに驚いてしまった、役者ってやっぱりすごい。
思うところあり過ぎてまとまらないけど、いちばん印象に残っているのは母のもとへやってくる娘との一連のシーン。あれほど熾烈に喧嘩しても次の朝にはまるで何もなかったかのようにしているのとかなんかもう泣きそうになった。あの母と娘の間には憎しみはなく、ただお互いを想い合う愛しかない。
個人的には何年かおきに見返したいような、するめ映画だと思った。
