No.3753
『小津映画に出てくるラーメンは、なぜ美味しそうに見えないのか』
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まぁ、ラーメンのことは置いといてw
中盤以降から大活躍する百合子(岡田茉莉子)のまぁ、魅力的なこと!!
オジサマ3人相手に一歩も引かない態度、ヒヤヒヤする反面、なんかスカっとするね。
また、彼女の竹を割ったような性格は、カットをスパスパテンポよく割っていく「小津調」と、親和性が高いんだね。
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いつもにこやかな秋子(原節子)と、ちょっとわがままで怒りっぽいアヤ子(司葉子)の母娘コンビが、絶妙で素晴らしい。
1960年公開当時で40歳とはとても見えない原節子、3年後の1963年で事実上引退してしまったのが信じられない・・・。