ガル・ガドット主演のスパイアクション。
制作会社がスカイダンスって「ミッション・インポッシブル」のシリーズと同じやし、脚本がグレック・ルッカって「オールド・ガード」の脚本家やし楽しみでしかなかった本作。ちょっと脇道に逸れるけど、グレック・ルッカが執筆していた「暗殺者」シリーズは今まで読んだ小説で一番好きなシリーズです。
こういうアクション映画って冒頭のアクションが大切やけど、ガル・ガドットが雪山を失踪するシーンは迫力があって面白かった。人工知能ハートの能力でピンチを乗り越えるけど、最近は猫も杓子も人工知能ってぐらい映画に登場する回数が増えましたよね。
冒頭のアクションでこれは期待出来ると思ったけど、ここがピークやったかな。お馴染みのカーチェイスや銃撃戦などもあるけど、もう少しオリジナリティが欲しかった。ストーリーに関しても話があまりにも飛躍しすぎていてリアリティが薄かった。
ガル・ガドットの美貌と存在感は凄いのですが、アクションは迫力不足が否めなかった。彼女は精一杯頑張ってると思うのですが、これは演出面に問題があるのかも。
個人的にはマティアス・シュヴァイクホファーが出演してるのが良かった。あんまりいい役ではなかったけど。彼を見ているとアーミー・オブシリーズの続編が観たくなります。
こういう大アクション映画は好きなので、続編がありそうな終わり方をしてたから、続編に期待します。
