このレビューはネタバレを含みます
休日の朝活映画。
タイトルマッチの試合シーン。
見入ってしまい映画なのかボクシング観てるのかわからなくなってしまって危うく行けー!って叫びそうになるくらいの迫力。
流星と窪田正孝どちらも素晴らしかった。
どっちが勝ってもいいよ!って。
自由になりたくてボクシングをやる。という言葉。
多分タイトル戦の途中から流星は解き放たれたんじゃないのか。自由を、その先か何かを体感したのか見えたんじゃないのか。
そして窪田正孝は浮世離れした天才肌の役だったけどそれがハマりまくっていて、試合中に天才が逆にどんどん追い詰められていくという感じがして。
2人の対比が素晴らしかった。
殴り合う形でここまで感情を出せるとは。
そしてボクシングで泣けるとは。
ビレッジといい、流星作品に恵まれてるし、それをきちんとものにしてる感じがして今年の主演賞総なめでいいんじゃないの!?
坂井真紀がまあ、だらしなめな母親役うまかった。
でも息子のこと大切に思っていて、これまた泣けたわ。
佐藤浩一片岡鶴太郎哀川翔の三羽ガラスがいい味出してたし、この3人のおっさんぽさがなければ絶対成立しなかったわけなので、そこも配役の勝利。
山口智子も勝気な男まさりな役相変わらずピッタリだったな。
うん、良かった!