すーさん

新婚道中記のすーさんのレビュー・感想・評価

新婚道中記(1936年製作の映画)
3.5
2018-116
ささいなことから離婚へと発展した二人の、つかずはなれずな、おさえきれない愛情の結末。
そんな二人の様子が軽妙でいて、繊細。後半にかけてどんどん面白くなっていく。半分ドタバタのラブコメっぽいテンション。
ラストシーンの「鍵の壊れた扉」は、既に閉じ込めきれない二人の思いそのまま!
迫りくる離婚成立のカウントダウンに煽られて、ロマンス作品としてのカタルシスに満ちるラスト。
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