このレビューはネタバレを含みます
まさかの出だしのシーンが、後からつながるとは。😵
出だしは"薔薇の名前"を思わせる展開（事件と異端宗教の組み合わせ）だなぁって思いながら鑑賞。
エドガーの役者さん、ハリーを苛めてたダドリー君だったとは時の流れを感じた瞬間でした。
NY州って勝手に都会のイメージを抱いてしまっていたけど、氷が流れてる川とか崖があったりと風光明媚な場所もあるんだって印象がガラリと変わりました。
全般的に悲しいイメージが強い作品だったけど、医者の娘とエドガーの墓地でのお散歩デートのシーンはとても素敵で心に残りました。
なんか校医の家族が巻き込まれた感が強いなと、あと発禁本の著者と繋がりがあるとか、伏線の回収も絶妙でした。
序盤にマチルドの姿の次に森の中の情景が挿入されていたのでこれは何かあるなとは思っていたら、ラスト近くで明かされて納得。
復讐を遂げた主人公の癒されることの無い深い悲しみが冬の景色と相まって観ていて心が痛くなりました。
エンドクレジットにILMがVFXやってるって書いてあったけど、火事の所とリボンが空に舞う所かなとか回想してしまいました。🤗
