公開されましたので
コメント欄にネタバレを加えて再掲です。
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貧困家族の話だけど、単なる福祉の問題提起に収まらないバイオレンススリラー。。
「誰が悪いか」とか「もっとうまい方法があったのでは」などの小さな話に持っていかない。
もっとヤバい方ヤバい方に行って観客に考えさせる。
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映画予告編の四コマ漫画
■四コマ映画『高速道路家族』
https://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2935
ハングルver.→https://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2936
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■コメディとスリラーのリズムとテンポが素晴らしい韓国映画クオリティ
ある貧困家庭が高速道路のパーキングエリアを転々としながら生活している様子からスタート。
確かにパーキングエリアには食べ物が売ってるしトイレもある。
テントを寝床にすればできそうな気がしてくるし、家族は楽しそうに暮らしている。
ただパーキングエリアにテントを張って寝泊まりするのは犯罪だし
金の調達の仕方は完全に犯罪。。
なので、同じパーキングエリアに長期滞在はできなくて転々とするしかない。
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↑ここまでが起承転結の「起」ですね。
次の「承」で、彼らを定点観測する人物が登場します。
「パーキングエリアを転々としながら生活してる家族がいんの?なにそれ」と気づいた女性。
つまりやっと社会が彼らを発見したわけですね。
すると彼らのパーティーは終わるわけですが、
同時にそれは福祉という名の救いの手でもあるわけです。
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次に起承転結の「転」。
どう転んでいくか、がこの映画の個性ですね。
単なる福祉の話では収まらないバイオレンススリラーになっていく(なんでだよ)。
ここが面白いですね。
で、「結」にもある工夫が。
切ない。。悲しい。。