前作の数百年後、鳥使い部族の若き猿は奪われた部族を取り戻す為に旅立つ。
表情の細部まで再現する技術で猿達の演技抜群、感情移入がすごいぜ!
物語は王道ながら丁寧(そのぶん助長な印象があるっちゃある)かつ上手で伏線回収も争いの結末も楽しい。
鑑賞後に横走りしたくなること必至。
文明の終焉と自然の侵食を背景に部族の世界観と主要猿のキャラクターまでみせる序盤の引き込み方が素敵でした。
あと海岸要塞に到着した時、その後ある所に進んだ時など世界観の更新が「新ステージにきた!」というゲーム的な快感を伴ってるのもワクワクしましたね。
そしてとにかく鳥がいいのよ鳥が。
ラストのラスト、そうだったのかエンドと引きは更なる未来への期待をせざるを得ないアレでした。
彼らが見たもの全てを画面にうつさないいぶし銀さにも拍手でございます。
あとはゴリラ贔屓なのでメイン級ゴリラがもっと、あと一人でもいれば文句なし!笑