2024年19本目
いつまで擦り続けんねん!というツッコミと共に鑑賞。
いや面白かった!
ウェスボールはやはり才能溢れている。
メジャー大作の威厳を残しながら、ワクワクさせるアドベンチャー演出の妙技が今作も唸る。この監督の演出が好きなんだな、と再確認したw
もはやストーリーはどうでもいいというのが本音だけど、ふと思った。
私たちはアバターのナヴィや猿達やアイアンマンやハルクが平然とスクリーンで大暴れすることを、今や当たり前のように楽しんでいる。
しかしこれはとんでもないことで、多くのCGアーティストや制作スタッフ、役者たちが長い時間をかけて作り上げている映画製作という叡智の結晶なのだ。
そんなことがふと過ぎってからというもの、劇場の席を勝手に少し前に移動して(すいてたので、許してください)、できる限りスクリーン狭しと映される映像ディテールを目に焼き付けるように見た。
ほとんどがCGなんだろう。一部実写の部分も、グレーディングだけにとどまらず細かい修正やCG処理が入ってる。
脚本を映像化するチームの努力を画面いっぱいに浴びてきた、そんな感覚。
そんな中、銃の一撃はメタ的に人間の歴史とエイプの歴史の如何ともしがたい差を感じたのでした。