北極やさい麺ちゃん

アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~の北極やさい麺ちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

いちごちゃんたちがいよいよ高校卒業というお話



スターライト学園に入って間もない頃、いちごちゃんとあおい姉さんはいつまでも仲良く友達という訳にはいかない。みんなライバルむて話をされたことを思い出した。けど、ソレイユの3人の未来は3人ばらばらなのではなく、進む方向は違ったとしても3人が一緒にいる未来なのである。


ソレイユの3人にとってカレンダーガールは大切な曲で、いちごちゃんがアメリカに行って最初に3人がばらばらになったときにも挿入歌だった。そのカレンダーガールの「思い出は未来のなかに」という歌詞をあおいが呟いて、いちごちゃんがアメリカに行く時にあれだけ泣いて悲しんだあおい自身が四年もの長い間アメリカに単身で留学するという決断をするというところがこの映画の一番好きなシーンです。ソレイユ3人全員がスターライトで過ごす時の中で、離れることは寂しいだけじゃないと思うところもまたソレイユらしい。それに解散するという選択肢がある中で(それは嫌だけども)、それを選ばずに3人一緒の未来を選び、活動休止という選択をするのが本当にソレイユらしい。また、ここからが始まるのね。おかえり、そしていってらっしゃい。


スターライトの子達にとって、スターライトの仲間たちはみんなライバルだけどもう家族だから、仕事の話は敢えてしない。しなくてもいる時間が大切だから。そんな感覚が卒業して何年経っても変わらなくてよかった。欲を言えば、ぽわぷりの3人の大人姿が見たかった。大人のおとめちゃんきっと素敵でしょう。おとめちゃんが見られなかったので0.5星へらして4.5です。

どんな一瞬一瞬も無駄な時間はなく、全てが今の勇気に繋がっている、そんな風に自分の人生も駄目なことばっかりじゃなかったかもって考えられるようになったらいいなって思った、そんなアイカツでした。10年間ありがとう、これからもよろしくね。
フィナーレを飾るなら絶対カレンダーガールかshining line*だと思っていたので案の定ずっと爆泣き。
2日目でもフィルムももらえないし特盛パンフレットも売り切れてて悲しい。