「全米が吐いた⁉️」っていうキャッチコピー、「そんな大袈裟な…」と思ってたけど、吐く人が出てもおかしくないなと思う程のグロ・グロ・グロのスラッシャー地獄。
こういうスラッシャー・ムービーって大体80分~90分台あたりが相場(「ホステル」が94分、「テリファー」1作目が84分)だと思うけど、この映画はなんと138分もある。イカれてるとしか思えない。マジで常軌を逸した映画。でも退屈せずに見れちゃうんだよなぁ。
前作見て「グロいシーンもあるけど意外とフツーに見れた」と思ってたけどこの映画見て「一作目のピエロ全然本気出してなかった…」と驚嘆。凄惨の極み。グロ描写が全部メーター振り切ってて、最早ギャグの域までいってる。勿論笑える訳ないんだけど「怖がるのもなんか違うな」って感情になる。
ピエロの挙動はコミカル、でもやってる事はバイオレンスMAXという気持ち悪いキャラクター性は今作でも強烈。グロくなればなるほどピエロもより気持ち悪さが増す。
また今作では肉体的に襲い掛かるシーンもあれば、精神的な攻撃も。このシーンが本当に現実の出来事なのか空想の出来事なのか危うい感じが前作には無かった点。
とにかくグロいし、長いし見終わった後の疲労感ヤバかったけど、明らかに前作を超えた出来。あの終わり方は3ある感じかな？続編はよりカオスになりそうで今から期待大。
人間越えたピエロが居る事でバフがかかってるのか知らんけどこの映画に出てくる人たち生命力高すぎる。「なんでそんな状況にされてるのに死んでないの…？」って思ってしまうシーンまあまあ多かった。
