ウィル・スミスさんの熱演、
実話元ネタという背景。
見るに痛々しくおぞましい光景だが
引き込まれた。
画が美しく、瞳の強さが
際立っていた。
それにしても私たち人類の歴史は
血塗られている。
同じ地球に住み、同じ人類で
格差を勝手につけて分類し
虐げ自由や権利を剥奪し
怯えながらマウントしている。
実に滑稽で稚拙な精神性。
数を増やし過ぎた私たちは
他の生物を追いやり我がもの顔で
地球にのさぼる。
もうやめたいよね、こんなこと。
私たちはさほど進化しておらず
逆に退化してるんじゃないか、
と私は大変不安で憂いているのだけど
でも特に不自由なく平和にのんびり
ゴミや二酸化炭素を排出しまくりながら
生きている、実に滑稽だ。
自由を求めて
家族に再会したくて
イノチからがらやっと逃げたのに
今度はまたイノチかけての戦争。
絶望的なのに希望の光を
決して放さずにいたタフガイの
イノチの記録。