60周年を迎えた『007』シリーズの歴史を、サウンドトラックや主題歌を通して振り返るドキュメンタリー。映像がいちいちかっこいい。
これを観たら映画を観たくなる。すでに観た作品でさえ見直したくなる。007シリーズ全制覇したいと思いつつまだショーン・コネリーとダニエル・クレイグのしかみてないんだけど。
マイケル・ケインがジョン・バリーとのエピソードを語ってる時にハリー・パーマーシリーズ(大好き!)の映像が使われてるの超よかった。
シャーリー・バッシーがゴールドフィンガーのレコーディングした時なかなかうまくいかなくて深夜にまで及んだ時、ブラジャー取ったら楽になって大声で歌えたっていうエピソードも好き。
わたしはダニエル・クレイグの『カジノ・ロワイヤル』のラストシーンがすべての中で1番大好きなんだけど、おなじみのテーマ曲とセリフを最後までとっておいたというエピソードになるほどとなった。
007はセリフ1つとっても過去作品をオマージュしていたり、歴史のあるシリーズだということを改めて知った。すべてのシリーズを観たらダニエル・クレイグのボンドをもう1度見直そう。
Radioheadの曲が使われなかったというエピソードはあんな有名なバンドでさえそんなことあるんだなとびっくりした。
〝レディオヘッドのあの曲は大好き 幸運もあれば不運もある それで曲の優劣は測れない(シャーリー・マンソン)〟
主題歌を担当したことのあるガービッジやジャック・ホワイト、ルイ・アームストロングなどなど、わたしの大好きなアーティストのエピソードが語られるのも嬉しかった。
〝音楽は心の無意識の領域に働きかけ 自分でも意識しなかった感情を呼び覚ます〟