このレビューはネタバレを含みます
ジェリーブラッカイマーとかいう、なんか有名な人の映画。
アルマゲドンとかパイレーツオブカリビアンとか、有名作品いっぱい手掛けてる人ね。
内容はすごい単純。
アメリカの夢見る田舎少女がNYでソングライターとして成功するまでの話。
その子のバイト先がコヨーテアグリーっていう、実在するバーをモデルにしたとこで。
若いお姉さんがカウンターの上で踊ったりしてはっちゃける、日本で言うクラブに近いノリのとこ。
そこでの奮闘劇+友情+親子愛+恋愛。
それだけ。
正直、薄っぺらい感じはするものの、そつなくまとまってて観やすい作品だとは思う。
特に、バーでの客相手のパフォーマンスだとか、主人公ヴァイオレットの歌のシーンなんかは、単純にエンターテイメントとして素晴らしいと思う。
ヴァイオレットが立派にコヨーテとして働けるまでの過程とかも観てて楽しい。
あと、先輩にすげーツンデレが居る。
あぁいうキャラは嫌いじゃないんだからねっ!
真剣に、一人で家で集中して観ると物足りない気はする。
でも映画ってそればっかりじゃないしね。これはこれで好き。
夢に向かって新生活を始める若者なんかは勇気を貰えるんじゃないかな。
あとは意志の弱い人、一歩踏み出す勇気が欲しい人なんかは、ヴァイオレットの頑張る姿に背中を押して貰えるかもね。
アラサーのおっさんでも、あの行動力は見習いたいと思うし。
あと、バーテンやってた頃に何回も観たっていう、思い出補正みたいなのはあるな。
トムクルーズのカクテルとこれは何回も観たなぁ…懐かしい。