1978年、スターウォーズに魅せられた高校生は文化祭で映画作りをすることに。
メンターとなる先生の存在、課題だらけから成長する模様、何より映画作りをしている彼らの姿が眩しすぎて微笑ましく観入ってしまった。
監督自身の回顧録、実に素晴らしい作品。
2023年の愛着枠。
'70年代の高校生たちが“映画を撮る”ことの技術的なリアリティラインが絶妙。
だけど彼らが作中で製作する映画が本当に面白くて趣向凝らされたもので感動しました。
一生懸命試行錯誤しながら撮影や編集作業をする彼らを追いかけることで鑑賞者も一員になった気分を味わえるのがミソです。
終始、とにかく髙石あかりさんが可愛すぎるので、『ベイビーわるきゅーれ』などで彼女が好きになった人は全員観ることをおすすめします！
観た後にはカレーが食べたくなる。事前にTwitter相互さんからそんな情報を得ていたからカレー食べる気満々だったんですが、お目当てのカレー屋がすでにClosedだったのと、そういえば今日16時半から焼肉食べる予定だから我慢したことを白状します。
あとパンフレットで監督が書かれていましたが、スティーブン・スピルバーグ監督の『フェイブルマンズ』とほぼ同時期に公開されたことに因果を感じますね。
〈キャスト〉
広志(上村侑)
山下夏美(髙石あかり)
喜男(福澤希空)
佐々木(桑山隆太)
丸山先生(川久保拓司)
カレー屋のおやじ(北岡龍貴)
寺尾(佐藤友祐)
広志の母(有森也実)
※2023年新作映画44本目
