マチェッティのバディパック

最悪な子どもたちのマチェッティのバディパックのレビュー・感想・評価

最悪な子どもたち(2022年製作の映画)
3.3
自身と似た問題を抱える役を演じていく中で、自分と向き合っていく。

いわゆる"フランス映画"という感じ。内面で変化が生じ始めたところで終わってしまった。個人的にはもっと明確な変化を見たくなってしまう。

作中で地元の子どもたちが初めての演技をしているように、この映画の役者自体も、地元のオーディションで選ばれた演技未経験の子供たちだという。しかしそんな事は微塵も感じさせないくらい上手で、特に男遊びのあらぬ噂を囁かれる中で本当の恋に直面していくリリの演技は別格だった。

ティーンエイジャーの濡れ場の撮影風景の生々しいこと。