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薔薇の名前のmeiのレビュー・感想・評価

薔薇の名前(1986年製作の映画)
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教皇と皇帝、どっちが上でしょう!みたいな時代のお話。異端審問官がする裁判が、裁判といわれて想像できるものではなく、証拠も集めなければ被告の話も聞かない。女性は悪魔扱いだし、裁判官が真実を突き止めても、その裁判官自体を異端にしちゃう。
ショーン・コネリーがキリスト教の清貧を重んじる派閥の修道士をやっていて、若いクリスチャン・スレーターとバディで事件を捜査する探偵ものでした。あと、異端審問官が『アマデウス』のサリエリさん。憎たらしいです。
残りのキャストは、演技力と見た目の強さを重視して各地の劇団で探した人たちらしい。図書館の助手の人のヴィジュアルとか相当強くて一度みたら忘れられないです。
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