konoesakuta

薔薇の名前のkonoesakutaのレビュー・感想・評価

薔薇の名前(1986年製作の映画)
4.2
作品全体を貫く雰囲気作りが満点。そしてミステリーとして面白い。

この頃であればセブンとかシャッターアイランドとか。もう少し前ならエンゼルハートとか。本作も含めこれらの映画はとにかく世界観の作りが上質かつ重要ミステリー。ホラー映画みたいなじっとり感満載。いいねえ。

ダヴィンチコード観たら思い出す本作。80年代とは思えないほどレアな感じ。もっと古い映画に感じる。鬱屈・閉鎖な空間づくりでコアなファンも多いはず。今回やっと手に入れた本作、1500円定価なのに2000円強の値段とはやるなあ、軽くプレミアだね。昔私が鑑賞したイメージを払拭してから楽しく観た。

雰囲気が抜群だよなと。

なんだか同じようなことばかり書いてるな私。でも、それだけ特筆すべき点があるというのは素晴らしいことだ。