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To Leslie トゥ・レスリーのniameyのレビュー・感想・評価

To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)
3.6
原題はLeslieではなくTo Leslieとなっており、その意味を考えさせられた。

レスリーは主人公で、その再起が描かれる。しかし、周囲の人々こそが隠れた主役で、彼らが彼女に向ける様々な感情の表出を描きたかったようにも見えた。

嫌悪や困惑といった反応を示す者が多いなか、彼女に温情をかける者もいて、心の中が慌ただしかった。全てはあのラストシーンのため、そんな作品だった。
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