Garararara

ハーブのGararararaのネタバレレビュー・内容・結末

ハーブ(2007年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

切なく優しい物語。
精神障害の子がいる親は、子より先に死んで、その子の将来を心配するのはどれほどのものだろうか?
精神は7歳、実年齢は20歳。
エンディングも良かった。

意味の深いセリフが多い!

そして、警官と知ってて襲って金を巻き上げるギャル、さすが暴力の国。


美女と野獣

精神障害3級
85%以上の精神障害あり
知能はIQ70程度
教育と特別な指導により
社会生活が可能

健常者…差別用語

「愛も知らずに神は愛せないよ」

藤の花の花札
「ハーブの香りが世界に広がると願いがかなうんだって」

「一緒に死のう」→工事中のビルの屋上
「運命のいたずらがこれほどだとは思わなかった」
→ヒョンスク:進行性の癌、余命数ヶ月

「ジョンボムさんだから好きなのよ」

「少し先に行くだけよ」「どうして先なの?ママだけ先に行くの?」「それは…時間が決まったら守るしかないの」「そんなことない。遅れて行って。遅刻した分は私が代わりに返すから。もう荷物はまとめないで」

サンウンがスリムな理由…太ると精神障害が進んで病気を併発→食事制限

枯れたハーブの鉢植え

「人よりもずっと時間がかかるんだって。他の人と同じようになったら、また会おうね。頭が体と同じくらい成長したら、その時に会おう。一緒にいると頭も心も止まりそうになるの。遅いけど、本当に人より遅いけど、それまで大人になるまで待つことにする」

「ドライハーブに葉が生えてる。きれい」「私が育てたのよ」「もう何でもできるわね。あぁ~、こころから幸せだわ」ハグしながら母の抜ける髪の毛をそっとクッションに裏に隠すサンウン。
「ママ。もっと強く抱きしめてくれる?」
「ママ」「何?」「ピクニックに行こうか」「ピクニック?」「うん、ハーブランドに行こう。そこへ行けば願いがかないそう」

「古漬けのキムチはあなたしか食べないから、早く帰っておいで。においが強烈になったら捨てちゃうよ」

自転車で二人乗りでハーブ園に向かう2人。
途中で転倒。母死亡。
「ママ?倒れてもいいから、必ず立ち上がれって言ったよね。私も守ったから、ママも立ち上がって。早く立ち上がって。立ち上がってよママ。立ち上がってちょうだい。ママ。立ち上がってよママ。立ち上がって。誰か助けてください」

ハーブの園で母の遺灰の箱を持ち
コンテストで1番
「きれいなママで良かった。騙されたふりをしてくれてありがとう。何よりも利口なヨンランや、ハンサムなスンウォンのママでなく、私のママでいてくれて本当にありがとう。ステキなママなのに、私は泣くことしかできなくてとても悲しい。私の声が聞こえた?」
蓋を開け少しずつ飛ぶ遺灰

初めの面接場面に戻り「今日から働いてもらえる?」うなずくサンウン。
仕事上がりに、空に藤の花札の凧→ジョンボムが上げてる
見上げて頷き自転車で走り去るサンウンでend。

20230803 667
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