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イヴの総てのKのレビュー・感想・評価

イヴの総て(1950年製作の映画)
3.7
おしゃれでサスペンスな昼ドラという感じ。会話が多く舞台劇っぽい。キラキラした衣装や素敵なドレス。カラーだったらどんなに鮮やかだっただろうと想像する。主要人物は6人。分かりやすい構図。マリリンモンローは数分の登場ながら抜群の存在感。初めて声を聞いた。スピーチの言葉は現代でもよく聞くフレーズが使われていて古くささを感じない。だからこそより闇が深い。過去から現在へという流れにより二度見の感覚を一度で味わえる上手さ。鏡。ラストシーンがものすごく魅力的。ここだけ繰り返して数回観た。無駄なく完成度が高いと思う。
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