イヴの総ての作品情報・感想・評価・動画配信

イヴの総て1950年製作の映画)

ALL ABOUT EVE

製作国:

上映時間:138分

ジャンル:

3.9

「イヴの総て」に投稿された感想・評価

しー

しーの感想・評価

3.9
この時代の作品の中では結構面白いなと思った。

とっても皮肉で、私も悔しい思いをたくさんしてきたからマーゴの気持ちに寄り添えるし、
イヴみたいになれればそりゃ成功するだろう。

でも私はイヴめっちゃムカつく嫌な女だと思うし嫌い!
だから、ラストは良い気味だった。

ビルは男前すぎる。
なんだかんだで愛してくれて味方でいてくれる
良いパートナーだ。

キングオブコメディ的な要素あるな。
マリリン・モンロー推しはしてほしくなかったかな💦

めっちゃ美人だらけ!
めっちゃ性格悪い!!
成り上がり伝説の巻

ベティデイヴィスも凄いけどやっぱりアンバクスター
彼女は二丁拳銃の純粋な役柄と真逆の、成功のためなら手段を選ばない悪女の裏表の顔を使い分ける演技の凄さが2作続けて観たことで余計感じますし、主演女優賞の方にノミネートするのも分かります
ここでも新旧女優のバチバチ第二ラウンドが
結果票が割れてどちらも獲れないんですけどベティデイヴィス一本なら獲れてた気はしますが、アンバクスターも譲れなかったのでしょう
ストーリーはよく出来てて面白く、授賞式の途中で回想入るのがまた秀逸で、冒頭と終盤でこの授賞式の印象がまるっきり変わりますもんね
イヴの辿った道が繰り返されるような皮肉めいたラストもエグくて良き
オスカー6冠、さすがにこの作品は(ここでもまだちょい役の)マリリンモンローで釣らなくても良いのでは?
MikahJay

MikahJayの感想・評価

3.5
「オンナが野心丸出しでのし上がる映画」の元祖と名高い作品。いやその通りですね。最初は純真で野暮ったい感じだったイブ・ハリントンさん。大女優をも演技でだまして上手く取り入り、周りも取り込んであれこれ画策して、気づけばふてぶてしい悪女の顔で主演女優を奪い取るなんてもう最高じゃないですか。でも上には上がいるもので、そんな彼女の仮面を容赦なくはぎ取る評論家の恐ろしいこと。ちなみにこのシーンを見て、ショーガールがこの映画のオマージュだったことに気づきました。
さて、イブのもとに次の新人女優志願がやってきます。因果応報で即座に主演の座を奪い取られるのか、それともしぶとく(2年くらいは)トップにしがみつけるのか!?
カレン

カレンの感想・評価

4.0
いや-な女というか、私の嫌いなタイプ。
えげつな-い!
でも面白かった-!
女優になりたい若い娘が周りを利用してのしあがっていく話。
それは良いんだけどやり方がいやらしい。
ベティ・デイヴィスお婆様(この時はまだ若い)目当てで観たけど
えげつないのはベティ様ではなくアン・バクスタ-演じる
イブ。
黙っていれば純情そうだが(ここがいや)、その実本性はしたたか。
「何!この小娘」とベティ様と一緒に呟いていた私。
まあそれだけアンさんの演技がうまかったということか。
(ベティとアン二人はアカデミー賞にノミネートされた)
マリリンモンローは
ちょい役だったけど、マリリンもあんな感じでのし上がってきたのかなあ。
でもマリリンは人が良さそうだよなあ。

心を捨てて女優の道を選ぶか
愛する夫との生活を選ぶか
どちらを選ぶも人それぞれ

行く末を暗示させる終わり方は良いですね。
とても面白い!
ベティ・デイヴィスすてき!
そして、ほんの少ししかでないモンローの華やかさよ。
ふみ

ふみの感想・評価

2.7
あざとくてムカつく!!!けど、夢を叶えるためには多分女性ってこのくらい図々しくないと生き残れないんだと思う。
マヒロ

マヒロの感想・評価

3.5
若手女優のイブ(アン・バクスター)は、異例の若さで名誉ある演劇の賞を受賞する。祝福ムードの中、ベテラン女優のマーゴ(ベティ・デイヴィス)はじめ彼女の本当の姿を知る人たちはその姿を苦々しく見守り、そこに至るまでの回想を始める……というお話。

所謂中年の危機によりやや精神的に不安定になっているベテランのマーゴと、純粋な田舎少女のフリをして虎視眈々と演劇界をのし上がろうとする若手のイブという2人の対照的な女性の目線から、演劇の世界における内幕のドロドロ人間模様を描いた作品。今作とオスカーを争ったのが映画界の内幕を描いた『サンセット大通り』というのがなんとも興味深くて、結局作品賞を獲ったのは今作なわけだけど、映画界の醜い部分を見せた『サンセット大通り』と賞レースの空虚さを描いた今作が戦ったというこの年のアカデミー賞はいろんな意味で凄いな。
マーゴとイブだけでなく、マーゴの友人であるカレン(セレステ・ホルム)やイブが密かに取り入ろうとする批評家のドゥイット(ジョージ・サンダース)など魅力的なキャラクターが多くて、単純に良いやつ・悪いやつというわけではなく、イブに翻弄され様々な一面を見せる人間臭さが良い感じ。

マーゴを演じたベティ・デイヴィス、個人的には白塗り暴力おばさんを演じた『何がジェーンに起こったか?』と、すっかりお婆ちゃんになった『八月の鯨』でしか見たことなくて、賞レースで活躍していた全盛期の姿は初めて見たんだけど、どこか自然体にも見える振る舞いでマーゴという人物の存在に説得力を与える素晴らしい演技力と、殆ど白眼なんじゃないかというレベルの強烈な三白眼が印象的な俳優さんで、改めて凄い人なんだなと思った。シャーロット・ランプリングとかエヴァ・グリーン、ミシェル・ロドリゲスあたりの三白眼女優は皆存在感ある女優だけど、元祖の凄みみたいなものを感じた。

キャラクターの魅力や、ショービズの世界の闇を皮肉たっぷりに描いたラストなど良い点は幾つもあるんだけど、動きの少ない会話シーンがかなり多くて、もう少し映画的な目を引く画面が欲しかったかなという気もした。

(2020.96)
※マリリン・モンローの映画ではありません。
※BDのジャケはこちら
https://www.amazon.co.jp/dp/B07T6NMGYT/

ジョセフ・マンキウィッツ監督作品の中でおそらく最も有名な作品です。ベティ・デイヴィスとアン・バクスターのダブル主演のため、票が割れてアカデミー主演女優賞を逃してしまったのが惜しい!両主演女優の演技はそれくらい甲乙つけがたい素晴らしさなんですけどね。

この作品は舞台女優を目指す若い女性が熟練女優を踏み台にしてのし上がる話です。ジョセフ・マンキウィッツ監督は少しユニークなアングルで作品を仕上げることが多いのですが、この作品は正々堂々ドラマですね。脚本がストレートなので、演者の演技力がそのまま現れてきます。まず、ベティ・デイヴィスの老練女優ぶりの演技も素晴らしい。アカデミー主演女優賞を二回獲得した1930年代とはまた違った魅力です。そして、アン・バクスターですよ!淑女と悪女が同居する。その裏表のある演技。うーん、でもやっぱり主演女優賞はベティ・デイヴィスだな!

ただ、同時期の他のジョセフ・マンキウィッツ監督作品と比べるとストレートすぎるんですよね。もっとヒネリを期待してしまう。普通のドラマとして観るか、ジョセフ・マンキウィッツ監督作品として観るかで評価が変わると思います。

なぜFilmarksは端役のマリリン・モンローの写真がアップのポスターを使っているのでしょうか?普通にこの作品のポスターはベティ・デイヴィスとアン・バクスターなんです。わざわざ極レアなマリリンポスター。あえてその選択をするのが作品へのリスペクトがないというか、映画愛を感じないというか。目立てばいいのですかね?こういうあざといの嫌いです。
メッシ

メッシの感想・評価

3.8
女優たちの舞台裏の生き馬の目を抜くような争いの話。

演技なのか?リアルなのか?混乱する程、女優陣の憑依が凄かった。
ベティデイヴィスの半開きの目の顔芸。そして年齢を重ねる事への恐怖心が妙にリアリティ。前半ベティデイヴィスの映画だなと思っていたら、アンバクスターの嘘つきオンナの演技が秀逸過ぎて、まさに二人が女優魂をぶつけ合っていて釘付けになってしまう。

そして運命は繰り返す、というラストも素晴らしい。良くこんなエグ味のある脚本かけたな〜〜
>|