KaZui

生きててごめんなさいのKaZuiのネタバレレビュー・内容・結末

生きててごめんなさい(2023年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

💬藤井道人が企画・プロデュースを務めた作品。黒羽麻璃央主演。主人公の働いている出版社がブラックすぎて上司(演:山崎潤)の話がまったく刺さらなかったし、主人公も言い返したあと論点すり替えられたのに何も言えなかったのも残念だった。というか、主人公が勝手に論点変えたというか。ともかく、パワハラ上司が偉そうに何をほざくんだという気持ちである。このパワハラ上司、「お前、真剣に生きてる人間の邪魔なんだよ」と言っていたが、それに対する主人公の返しが「どこが真剣なんですか。耳障りのいい言葉並べて、読者騙して、こんなくだらない本が何になるって言うんですか」だったのは、突っ込むところが違うだろう。もちろん、主人公が担当したコメンテーターの西川洋一(演:安井順平)との関わりを通して、編集者としての仕事そのものに絶望していたのはあるのだろうが、どうせクビになるのは確定しているのだし、上司こそが真剣な人間をパワハラで邪魔してることに言及したら良かったのに。穂志もえかの演技は相変わらず良かった。

初鑑賞:2024年3月24日
鑑賞方法:動画配信サービス(Hulu)
2024年82本目。
3月25本目。

🗣タイトルに惹かれて鑑賞しました。あと穂志もえかに。いちばん生きててごめんなさいしなきゃいけないのはパワハラ上司です。
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