ゆう

ココ・シャネルのゆうのレビュー・感想・評価

ココ・シャネル(2008年製作の映画)
4.6
”生きる女性”に観てほしい一本!
ブランド思考が苦手な人でも毛嫌いして欲しくない作品。

晩年のココをシャーリー・マクレーンが、若き日のココをバルボラ・ボブローヴァが演じている。
映画の構成も、晩年を迎えたココが業界でもう一度やり直す為に最後のショーに挑む・・・というのを基本軸に、若き日のココの思い出の場面と交互に描かれていて観ていて飽きない! 更に若い頃からの彼女のセンス、それを発揮するまでの流れがわかりやすい!
脚本もすごくスムーズ。

しかも、過去の思い出がメイン(伝記映画だから)なのにも関わらず、晩年のココと比べながら観る事で何が"現在のココ"を創ったのかがわかるし、彼女の人生がどんなものであったかを深く知る事が出来る気がする。(うまく言えない)
ただの伝記映画で終わってないなぁ、というところで評価も高め。
気になったのはフランスの話なのに劇中では英語だったことくらい。

タンゴを踊るシーンがお気に入り!
ゆう

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