金子ノブアキ目当てだったが、
思いの外、おもしろかった。
サスペンススリラーであるが、
張り巡らした伏線、
ミスリード要素もちりばめ、
安堵させては、また揺るがし、
二転三転する展開で、
思考を回転させてくれた。
まあ、あの女優さんがあんな
役では終わらないと思っていたけど、
さすがの愛に狂う人を貫禄十分に
見せてくれ、まさかの着地に。
愛ゆえの狂気、愛ゆえのエゴ全開。
いや、愛そのものがエゴの塊。
それは、どの愛でもそうなのかも。
普遍的な愛の怖さ、執着を
マッチングアプリという現代
アイテムを用いてコーティング。
でも昭和っ子の私らにも
懐かしいアイテムも登場するので、
ニンマリ。
ゾゾッと思った人は要注意。
背中を向けては行けません。
パンフには内田英治監督は
パート2を考えてるとある。