このレビューはネタバレを含みます
【人にはいろんな顔がある】
こういうの恒例、犯人はキャスティングでだいたいわかってしまう訳なんですけどもそこは内田監督、ひと捻りありました。まず脚本が良かったです。そんで小説の方が悶絶するほど面白いんじゃないかと思うんですよね。振り返ると叙述トリックっぽい点があって。
トムくん、輪花さんのこと大好きなだけあって、一切嘘ついてない。
「俺はストーカーだけどあいつは君の友人も先生も殺してる」
《自分は殺人犯じゃないとは言ってない》
「輪花さんに危害は加えません」
《輪花以外に危害を加えないとは言ってない》
「僕たちは生まれた時から繋がって云々」
《結果的に姉弟》
「僕より先に狂ってる」
《ストーカーではなく殺人の話題》
うん、誠実😌
しかしまぁモンスター2人も生んだのが斉藤由貴大先生というのはゾクゾクしました。この人はこうでなくっちゃな!
SnowMan佐久間のお芝居好きなんだよなぁ。またこういう抑えた役やってほしい。