『あるいは裏切りという名の犬』のオリヴィエ・マルシャル監督作品。
仏西合作の犯罪スリラー映画。
ここまで全部面白そうなんだけど、ぶっちゃけつまらなかった。
スペインの犯罪組織がフランスに麻薬を密輸するというストーリー。
肝心の犯罪組織の面々がそろいもそろって全員バカなので密輸が成功する見込みが全くない。
密輸の道中で勝手にトラブルを起こしては行き当たりばったりの殺人で適当に解決していく。
しかし、それを捜査する警察側も結構なバカぞろい。
地道な作戦で犯罪組織を追い詰めるも、不祥事レベルのミスで逃してしまう。
犯罪組織と警察の低レベルな争いが繰り広げられるだけなので全く盛り上がらない。
銃撃戦は割とよかった。