「誕生日は午後3時にカフェザッハーでザッハトルテを食べるの」
その言葉だけを頼りに彼女を求めて毎日通うカール
ともすれば甘ったるくなってしまいそうなストーリーと思いきや
出てくる人みんなが優しさを持っていて
全体としては甘くはあるのだけど
そこに少しの苦味と大人の深みがブレンドされており
パランスがすごく良い
タイトルどおり上質な洋菓子のような味わい
何を言ってもネタバレになってしまいそうであまり内容を書けないのが残念ですが
余韻も幸福感があって素敵です
「ビフォアサンライズ」が少し触れられていて
大好きな私には嬉しかった
久しぶりのハイボールを飲みながらでしたが
これはやっぱりザッハトルテとカプチーノと一緒の鑑賞がベストでしょうね♪
