忌怪島／きかいじまの栗まんじゅうのネタバレレビュー・内容・結末

ホラーだと思って見に行ったのが間違ったのか？って言うくらいホラー映画としてのクオリティは低いなって感じてしまった。
予告ではポップに紹介していたけれど、コメディ要素は皆無だったし、ホラー要素もうーんって感じだったから、方向性が掴めず戸惑った。
VR、メタバース×ホラーっていう、新しいジャンルへの挑戦はすごくいいと思うんだけど、最新技術へのホラーの刷り込みって『回路』で上手くやれてたのに、なんでこうなっちゃうかな。

内容で言うと、テンポ悪い、無駄な登場人物多い、ディテールが雑等あげたらキリがない。
1番気になったのはVRの映像だった。主観視点の映像は、いい意味でVRの映像ぽくてめちゃくちゃいいじゃん！って思ったのもつかの間、結局三人称視点に変わるんかいって感じで残念だった。キャスト映さないといけないし、ターゲット層から外れてるんだろうなって割り切ったけれど。

結局村シリーズからなんも変わってなかった。主演にある程度ファンが付いてる人を使えばある程度の人数は集客できるから、ディテールは詰めなくてもいいし、ストーリーは雑でもいいだろって言うのが見えてホント退屈だった。これが許されるならJホラーはもう終わり。もっと本気でやってほしい。
とにかく残念だった。