すいかのたね

忌怪島/きかいじまのすいかのたねのネタバレレビュー・内容・結末

忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

ストーリー
ざっくりの箇条書きはこんな感じ?
・仮想現実を作るサークルだかなんだかで離島をバーチャルに再現
・作った仮想現実と、その島でいうあの世がイコールになっちゃってヤバイ
・解決方法は分かるけど何すればいいか分らんから皆右往左往
・オチとしては主人公はヒロインと仮想現実に行きっぱなしみたいな

うーん…仮想現実凄すぎるんだけど本当に。仮想現実での匂いも本人の記憶を思い出させて感じさせるって話でそんな凄い技術をあのサークルだかで終わらせるのは勿体なすぎると思う…もしかしてもう確立してる話なんですかね?
まあ仮想現実が凄いのはまだしも、それがあの世と繋がってしまったというかあの世を再現しちゃったというのは…流石に無理やりすぎる。何でもアリじゃんそれ。
何でもありだけど今回は的確な助言をくれるシャーマンのお婆ちゃんがいるから大丈夫!…でもなくて「あの世とこの世が現実とバーチャルの鳥居でつながったからそれを何かどうにかして止めないと!」みたいなことを言うけど、フワフワしてて結局やることは物理的に現実の鳥居を破壊するだけ。
バーチャル世界は対処法がよく分らんので…よく分らなかったです。バーチャルは何したんだろ?一応鳥居に縛り付けようとはしてた気がするけど…何かこうデータ入力とかいらんの?

イマジョ
まあ悲しい話を背負ってるので個人的に同情の余地はあり、島ジェノサイドを決行!って進んだときは『ここからちょっとグロで凄惨な感じになるのかな』と思ったら…完全に止められちゃいましたね。いや止めるのはしょうがないけどさ…何かこう…あのイマジョがお母さんだか昔起因のだかはともかく、爺さんの飛び降りマジで意味なかったなってのが、復讐話云々より描写として何がしたいのと思いました。ラストもしかして現実の島では凄惨な事態に!…ってのもチラっとくらい描写が無いと厳しいですね…。

キャラクター
とりあえず皆いるだけです。シャーマンのお婆ちゃん以外別に意味は無いと思います。爺さんと中学生?の繋がりもよく分らんし、主人公はバーチャルで何作りたいか分からないようだし…でもネットも人と繋がりますよね?
各キャラ特徴はあんまらないです。ちょっと嫌な奴だなってくらいの方が印象に残ります。

総じてバーチャルでホラーやってみました以上ではなかったと思います...特にネタとして新しくはないと思いますが、設定がぶっ飛びすぎてて確かに新世界ではありました。
すいかのたね

すいかのたね