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眩暈 VERTIGOのsouutuhelpのレビュー・感想・評価

眩暈 VERTIGO(2022年製作の映画)
3.5
編集がダサいし女性のナレーションの声も違和感あるし日本語のナレーションの後に英語のナレーションが入るのもくどかった。観ていてノイズだと思うところをあえて残していると、映画後の舞台挨拶で監督が話していたが気が散ってしまった。もっと洗練されたかっこいい映像を期待していたのでそこは残念。吉増剛造が詩を創り出しているところや、朗読してるところを観れたのはよかった。セバスチャンの長い沈黙も最高。眩暈...ぼそぼそ...って感じの朗読だと思っていたから想像以上のエネルギーに驚いた。詩を書くぞ〜ちゃんとした原稿用紙に良い詩を書くぞ〜って感じだと良い詩は書けないらしい。レシートの裏とかに読めなくいくらいの字で、ポツポツと、散文的で、音とか、感覚、ああああこれこれ!みたいな感じ。たしかにそんな感じのがほんとうっぽい。吉増剛造の日本語みたいな英語が良い。言語感覚を大事にしているのが伝わってくる。最近日記を書いているので続けてみようと思った。
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