本来見落としそうな日常を覗いているような映画だった。
案外どこの自治会も、こんな風な出来事があって、愛が溢れているんじゃないかな。
ありふれたご近所との日常がとても素敵。
わたしも、ご近所のあの人この人を思い出した。
花壇いじりをしている時に家の前を通るおじさんやおばあちゃんとの何気ない会話は、とても幸せなことかもしれない。
駐輪場にバイクを停める時に表に出ているおじさんとの日頃の会話も宝石。
幸せは日常のあちこちにあるんだって、この映画を見て思った。
自分のことを決して放っておかないお向かいの人がとても熱くしつこく温かくて泣けた。