koumei

ドラえもん のび太のパラレル西遊記のkoumeiのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

西遊記をのび太の人間関係に置き換えて展開
個性は人それぞれ、というセリフから個性教育浸透の時代を感じる
テレビゲームも導入されており、ロボットアニメからテレビゲームへ流行が移っていったのがわかる
リアル歴史をベースに虚構歴史を二次創作するのも、団塊ジュニアつまり父親層がガンダムなどの虚構歴史が好きだからそうしていて、家族をターゲットにしてる感がある
三蔵法師も父親のメタファーになっている
虚構が現実を侵食するのをホラーテイストにしてるのは面白いけど、子供が見たら怖くて泣いてしまうのでは、と思ったらエンディングでみんな泣いていた
謎をタイムリープで回収するのもテンプレ化していて、タイムリープの中で最も脚本の完成度が高いと思った
危険が危ない!というセリフと、主題歌のセンスのダサさに草が生えた
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