lemmon

それでも私は生きていくのlemmonのレビュー・感想・評価

それでも私は生きていく(2022年製作の映画)
3.4
主人公の置かれている状況。
文学系の教授をしていた父が、
視力が低下し、介護を余儀なくされる。
定期的に通い世話をするが、
離婚した母や姉、親戚と相談し、
施設に入れることに。

自らは5年前に夫を亡くし、
その間一人娘を育ててきた。


皆、人生大変なわけで、
この主人公が特別不幸にも思えない。
が、各々に不安、悩みがあり、
そんな特別ではない部分を、
淡々と描いているように思えた。

主人公は古くからの友達と再開する。
彼は妻子持ちだが、妻とは不仲。
そして、恋に落ちる。


掴みどころは難しく、
この映画が楽しかったのか?
と自身に問うと「そんなに」になるかなあ。

それでもレアセドゥは誰にでも起こり得そうな情緒不安定をやりすぎることなく魅せてくれていて素晴らしかった👏。

誰かを思うこと、
誰かの犠牲(🤔?)になること、
どれも人生。
他人から見れば勿体無いとか、
難しいなあ、、、😅。
lemmon

lemmon