たつこ

愛と哀しみのボレロのたつこのレビュー・感想・評価

愛と哀しみのボレロ(1981年製作の映画)
4.5
「人生には2つか3つの物語しかない
しかしそれは何度でも繰り返される
その度ごとに初めてのような残酷さで」

ロシア、ドイツ、フランス、アメリカ4カ国の実在の芸術家達をモデルにした群像劇
戦争に人生を狂わされた人達の痛みや苦しみと、それでも生きる強さが同じリズムを刻むボレロに重なった

ボレロ以外にもたくさんの音楽が使われているので音楽好きにはおすすめです
歌ありショーありオーケストラあり民族音楽あり路上ライブ?ありのとにかく音楽づくしで得した気分

ジョルジュ・ドンのバレエシーンが絶賛されるのは心底納得
中毒性ありでYouTubeで何度も観てしまう
彼のバレエは本当に美しい

このバレエシーンばかりが取り上げられがちだけれども4家族のドラマとしても魅力的な映画で185分の長さが全く気にならなかった
これまで観ていなかった事が悔やまれる
ありがとう"午前十時の映画祭23!

終始何かしらの音楽が流れていて

元々好きなボレロを堪能
しばらくYouTubeはボレロだらけかな
オーケストラも良き

期間中にもう1回観たい
たつこ

たつこ