はなこ

愛と哀しみのボレロのはなこのレビュー・感想・評価

愛と哀しみのボレロ(1981年製作の映画)
4.0
午前10時の映画祭にて。

数十年前の公開当時に鑑賞し、とても感動したことは覚えている。でも最後のボレロを踊るシーンの印象が強く残りすぎていて、ストーリーはすっかり忘れていた。

実在した4人の芸術家。第二次世界大戦前から現在にいたるまでの家族の物語でもあり、激動の歴史に翻弄されつつも、それぞれの生き方を見出していく一人ひとりの人生の物語でもある。
その辛くもあり、逞しくもある物語に引き込まれていく。

でも、一番印象に残るのは、最後のジョルジュ・ドンが踊る「ボレロ」であることに変わはなかった。
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