まみかし

愛と哀しみのボレロのまみかしのレビュー・感想・評価

愛と哀しみのボレロ(1981年製作の映画)
4.5
何度観ても感動する映画だ。その流れる時間といい、国情を表す民衆の表情といい、世代に受け継がれる規模といい、叙情詩の如く胸に迫ってくる。そして、極めつけは最後のボレロである。すべてが交わって、すべてがこの音楽に凝縮される。少し退屈な音楽だったものが、非常に広がりを持つ悠久の音楽へと昇華してしまった。
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